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OpenStreetと日新商事、大阪府堺市で「HELLO CYCLING」のシェアサイクル本格運用

 日新商事とOpenStreetは業務提携を行い、大阪府堺市において今月から本格運用が開始される「堺市シェアサイクル事業」を共同運営することを発表した。

 OpenStreetは2020年3月から2022年9月にかけて、来訪者の回遊性向上や公共交通の補完などを目的として、堺市とシェアサイクル実証実験を実施してきた。

 実証実験において効果を確認できたため「堺市シェアサイクル事業」が本格運用に至り、OpenStreetが事業者として採択された。また、OpenStreetは堺市と「堺市シェアサイクル実証実験に関する基本協定」を締結した。

 そこで、「堺市シェアサイクル事業」の本格運用に伴い、OpenStreetと日新商事が業務提携を行った。堺市のまちづくりの一環として、地域住民の利便性や観光客の回遊性の向上に貢献するため、共同で「堺市シェアサイクル事業」を運営するという。

「HELLO CYCLING」の利用について

 利用には、「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードする必要がある。アプリで無料会員登録後、ステーションの検索や、自転車の予約~決済を行える。

 アプリの地図上に表示されているステーションであればどこでも貸し出しや返却が可能。ステーションは2022年9月時点で全国に約5400か所ある。

 基本料金は、利用開始30分まで130円で、延長は15分ごとに100円かかる。12時間まで1800円で利用できる。