ドコモ、カメラ非搭載のフィーチャーフォン「DIGNO ケータイ カメラレス KY-43C」

　NTTドコモは、カメラ非搭載のフィーチャーフォン「DIGNO ケータイ カメラレス KY-43C」を2023年3月以降に発売する。価格は現時点で未定。

　DIGNO ケータイ KY-43Cは、折りたたみ型のフィーチャーフォン。ビジネス用途を想定しており、カメラは非搭載でセキュリティに配慮している。電話帳登録外の発着信制限や業務に不要な機能を制限できる「機能制限ツール」や「Device Controlアプリ」に対応する。

　紛失時には「あんしんマネージャー」の遠隔ロックや初期化、利用中断・再開が可能で情報漏えいに備えられる。

　「DIGNO ケータイ KY-42C」と同様に色彩調整のできる見やすい画面を採用し、押しやすさを考慮したボタンを備える。時計を表示できるサブディスプレイを搭載した。

　着信に気づきやすい「でかバイブ/でか着信音」を利用でき、10分間に同じ相手から複数回着信が届くと、段階的に着信音が大きくなりバイブレーションが長く続く「ステップアップ着信」を備え、不在着信は確認するまで定期的に繰り返し音やバイブで知らせる「不在着信スヌーズ」を搭載する。また、聞こえやすい音質に調整できる「聞こえ調整」も利用できる。

　このほか、直前の通話を1件あたり60分、最大50件まで録音できる「通話後録音」や「オフィスリンク」に対応。これにより、1台で携帯電話番号、内線番号、会社番号を扱うことができ、内線転送機能や会社番号発信のためのプレフィックス番号自動付与機能も備える。本体はアルコール除菌シートや泡ハンドソープで清潔に保てる。

主なスペック

　ディスプレイサイズは約3.4インチ（FWVGA）。チップセットはMediaTek製の「Helio A22」。1GBのメモリーと8GBのストレージを備え、最大で32GBのmicroSDカードに対応する。

　SIMカードはnanoSIMに対応する。カメラ類は非搭載。バッテリー容量は1500mAhで充電端子はUSB Type-Cとなっている。Wi-Fiを搭載しており、Bluetoothバージョンは5.1。

　カラーバリエーションはブラックの1色展開。13項目のMIL-STD-810H規格に対応するほか、IPX5/8、IP5Xの防水防塵機能を備える。本体の大きさや重さは未定。