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アップルから「iPhone 14 Pro」、新たなデザインのインカメラ
2022年9月8日 03:18
米アップル(Apple)は、「iPhone 14 Pro」を発表した。6.1インチのディスプレイや、新たなデザインのインカメラを搭載する。
9月16日に発売され、日本での価格は14万9800円~。ストレージが128GB、256GB、512GB、1TBの4種類となる。
「iPhone 14 Pro Max」とどこが同じでどこが違う?
相違点
「iPhone 14 Pro」の大きさは147.5×71.5×7.85mmで、重さは206g。一方、「iPhone 14 Pro Max」の大きさは160.7×77.6×7.85mm、重さは240g。厚みは同じだが、コンパクトなのは「iPhone 14 Pro」だ。
「iPhone 14 Pro」は6.1インチのディスプレイを備える。一方、「iPhone 14 Pro Max」は6.7インチのディスプレイを搭載している。
「iPhone 14 Pro」のディスプレイは「iPhone 14」と同じ大きさだが、「iPhone 14 Pro」のディスプレイのほうが、解像度がわずかに高い。加えて、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートや常時表示ディスプレイにも対応する(「iPhone 14 Pro」シリーズ共通)。
バッテリー容量は明らかになっていないが、たとえばオーディオ再生の場合、「iPhone 14 Pro」が最大75時間で、「iPhone 14 Pro Max」が最大95時間。駆動時間に違いがある。
「A16 Bionic」
「iPhone 14 Pro」のチップセットは「A16 Bionic」。新しい6コアCPUでは2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成され、負荷の大きい作業もスムーズに処理できるという。
5コアGPUは、メモリ帯域幅が50パーセント多く、高速化されている。加えて、毎秒17兆回近くの演算が可能な新しい16コアのNeural Engineを搭載する。
カメラ
「iPhone 14 Pro」のカメラは、48MPメイン、12MP超広角、12MPの望遠という構成。望遠カメラは3倍の光学ズームに対応している。
動画の撮影性能として、新しい「アクションモード」では、動きながらのビデオ撮影時に、揺れや動きに合わせた調整が行われる。また、30fpsの4Kと24fpsの4Kで「シネマティックモード」を利用できる。
明るさが低~中程度の場合の撮影性能を向上させる「Photonic Engine」を備え、コンピュテーショナルフォトグラフィーが強化された。メインカメラでは最大2倍、超広角カメラでは最大3倍、望遠カメラでは最大2倍、TrueDepthカメラでは最大2倍、性能が向上したとされている。
ディスプレイ
「iPhone 14 Pro」の前面カメラは、新たな「ダイナミックアイランド(Dynamic Island)」と呼ばれるデザインになっている。バックグラウンドで動作中のアプリや通知などが表示される。
「iPhone 14 Pro」のSuper Retina XDRディスプレイの大きさは6.1インチ。解像度は2556×1179、画素密度は460ppiとなっている。常時表示ディスプレイや、120Hzまでのアダプティブリフレッシュレートに対応する。
最大輝度は2000ニト。iPhone 13 Proの2倍の明るさとアピールされている。