ニュース

「iPhone 14 Plus」、6.7インチで13万4800円から

 米アップル(Apple)は、「iPhone 14 Plus」を発表した。9月9日21時から予約を受け付け、10月7日に発売する。

 Apple Storeでの販売価格は128GBモデルが13万4800円、256GBモデルが14万9800円、512GBモデルが17万9800円。

 チップセットはA15 Bionicを搭載する。内部のコアは、CPUが2つの高性能コアに加えて4つの高効率コア、5コアのGPU、16コアのNeural Engineで構成される。

 カラーバリエーションはブルー、パープル、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの5色。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.7インチのSuper Retina XDRディスプレイで、解像度は2778×1284ピクセル、458ppi。コントラスト比は200万対1、ピーク輝度は標準で800ニト、HDRで1200ニト。

 大きさは160.8×78.1×7.8(mm)で、重さは203g。高さと幅はiPhone 12 Pro MaxやiPhone 13 Pro Maxと同じだが、これらの機種とは厚さが異なる。

カメラ

 カメラはメインと超広角のデュアルカメラで、メインは1200万画素のF値1.5、超広角カメラはF値2.4。iPhone 13 Pro Maxで搭載された、センサーシフト光学式手ぶれ補正を搭載する。

 オートフォーカスに対応するTrueDepthフロントカメラを搭載する。フロントカメラの画素数は1200万画素で、F値は1.9。

 iPhone 14と同様に、全てのレンズで、低〜中照度の環境でもより多くの、より明るい色を再現できる「Photonic Engine」に対応する。

 ビデオ撮影時にアクションモードを有効にすると、ジンバルなどの機器を使わなくても、手ぶれの少ない動画をiPhone単体で撮影できる。

アクションモードでブレの少ない動画を撮影可能に

仕様面

 ビデオ再生が最大26時間、ストリーミングでのビデオ再生は最大20時間、オーディオ再生は最大で100時間に対応する。別売りの20W以上のアダプタを使うと、30分で最大50%のバッテリーが充電できる。充電端子はLightningで、ワイヤレス充電はMagSafeおよびQiに対応する。

 IP68の防水性能を備える。自動車事故などの際に自動的に緊急通話を発信する衝突事故検出機能や、携帯電話やWi-Fiによる通信が行えない場所でも、衛星経由でのSOS発信に対応する。

衛星経由での緊急SOS発信が可能に