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電柱から通信ケーブルが垂れ下がっていたら他社でもいったん修理します――NTT東とKDDIが協力へ

 NTT東日本とKDDIは、2022年9月1日から、通信設備に関わる「不安全状態早期解消」に向け業務提携することを発表した。まずは千葉県内で始め、将来的に全国での協力体制を検討する。

本業務提携のイメージ

 両社の業務提携では、「引込線」や「通信ケーブル」の垂れ下がり、あるいは切断といった”不安全状態”を発見した場合、まずは修理(改修措置)する。そして、その設備を管理する他社へ知らせる。もし一時的な修理ができなくとも、情報は共有される。

 これまでも通信設備の不安全状態を発見した際には、お互いに連絡を取り合ってきた。そうした中で、2019年、千葉県を中心に台風災害による被害が多発したことをきっかけとして、「NTT東日本」「KDDI」「千葉県内の複数のケーブルテレビ事業者」での定形で、一定の効果があったことから、あらためて業務提携することになった。