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SB C&S、環境負荷の小さい製品開発を目指すプロジェクトを始動

 SB C&Sは、「SoftBank SELECTION」ブランドにおいて、環境負荷の少ない製品開発を目指すプロジェクトを開始した。

クローズドループ・リサイクル

 同社は、2021年7月から「クローズドループ・リサイクル」という手法を用いている。「クローズドループ・リサイクル」とは、一度商品を生産する際に発生した廃棄物を廃棄することなく、再び商品生産に使用するリサイクル手法のことを指す。この手法を利用し、不要になったスマートフォン用ケースの素材を再生し、その循環を目指す開発を進めている。

 事業化により、年間約3万個のクリアケースが製品として再生販売できる見込み。

環境配慮型パッケージ

 同社は、2017年からプラスチック素材の使用量削減を目指し、他素材への代替やパッケージの小型化を実施してきた。2021年9月からは、新たなプラスチック素材の使用を削減し、100%再生PETの樹脂素材の使用を開始している。

 本プロジェクトは、同社が掲げる5つの「マテリアリティ」のうち、「新しい製品・サービスの創出でライフスタイルをより豊かにする」の実現に向けた取り組みとなっている。

 今後も、環境負荷の少ない新素材の研究・開発とソリューションの創出を継続・拡大する見込み。