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楽天モバイル契約数が初の減少、MNOは477万契約に

 楽天モバイルの契約数が2022年度第2四半期時点で、546万件になった。10日の業績発表にあわせて公表された。第1四半期の568万件と比べ22万件減少した。

 他社から回線を借り受けるMVNO事業は69万件(前年同期は114万件、第1四半期は77万件)、自社で基地局を整備するMNO事業は477万件(前年同期は366万件、第1四半期は491万件)だった。なお4月の段階ではMNO事業は500万契約になったことが明らかにされていた。

楽天グループ決算補足資料より(単位は百万)
Q2/21Q3/21Q4/21Q1/22Q2/22
MNO事業3.664.114.504.914.77
MVNO事業1.140.990.870.770.69
合計4.805.105.375.685.46

 7月から0円で使える幅を廃止した新料金プランが導入されているが、楽天モバイルのMNO事業の契約数が減少したのは今回が初めて。

 一方、同社では1GB以上のユーザーが純増を記録したとしている。楽天モバイル会長の三木谷浩史氏は「実際にお支払いいただいているユーザーは増えている。ユーザーが入れ替わっている」と述べ、業績に好影響を与えるとの見方を示した。解約数は減少傾向にあるものの、三木谷氏は「11月には落ち着く」とした。

利用動向
契約数の動向