サムスンから「Galaxy Z Fold4」、より薄くAndroid 12Lで大画面の体験を進化

　サムスン電子は、フォルダブルスマートフォンの新製品「Galaxy Z Fold4」を発表した。海外での価格は1799ドル（約24万円）～で、8月26日に発売される。日本での発売予定は明らかになっていない。

　「Galaxy Z Fold4」の大きさは、開いた状態で約155.1×130.1×6.3mm、閉じた状態で約155.1×67.1×14.2～15.8mm。

　重さは約263g。先代の「Z Fold3」との比較で、8gの軽量化を実現した。

　端末を開いて使うメインディスプレイは、約7.6インチのDynamic AMOLEDディスプレイ（2176×1812）。最大120Hzのリフレッシュレートをサポートする。

　端末を閉じたときのカバーディスプレイとして、約6.2インチのDynamic AMOLEDディスプレイ（2316×904）を搭載する。カバーディスプレイもメインディスプレイ同様、最大120Hzのリフレッシュレートに対応している。

　チップセットはクアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。メモリーは12GBを搭載し、ストレージは256GB、512GB、1TBのモデルが用意される。

　大画面に最適化された「Android 12L」を搭載。マイクロソフト（Microsoft）の「Office」「Outlook」といったアプリも最適化されているという。

　画面を折り曲げた状態で使う「フレックス（Flex）モード」では、「Netflix」「YouTube」などのサードパーティー製アプリにも対応する。

　また、スタイラスペン「Sペン」もサポートする。

　リアカメラは、超広角カメラ（約1200万画素、F値2.2）、広角カメラ（約5000万画素、F値1.8）、望遠カメラ（約1000万画素、F値2.4、光学3倍）の3眼構成。

　「Z Fold3」との比較で、NPU（Neural network Processing Unit、機械学習/AI特化のプロセッサー）の性能が66％アップしたとアピールされている。

　バッテリー容量は4400mAh。また、25Wの高速充電により、約30分で50％まで充電できるとしている。

　防水性能はIPX8相当。

　カラーは、グレーグリーン、ファントムブラック、ベージュの3種類がラインアップされる。