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ワコムのデジタルペン技術、Galaxy Z Fold4「Sペン」に引き続き採用

 ワコムは、同社のデジタルペン技術が、サムスン電子の「Galaxy Z Fold4」向けの「Sペン」に採用されたと発表した。

 Galaxy Z Fold4は、大画面や折りたたみタイプの画面に適した「Android 12L」を搭載するフォルダブルスマートフォン。メインディスプレイは折りたたみ式で、画面の角度設定を変えながらマルチタスク作業を行える。

 たとえば、Googleのアプリ間でコピー&ペーストしたり、マイクロソフトの複数アプリケーションで同時に作業したりする場合に、折りたたみ式画面を生かしてスピーディーに操作できる。

 Sペンに搭載されているワコムのEMR(電磁誘導方式)技術によって、細かな操作が自由自在にできる。

 たとえば、モバイル環境で絵を描いたり、ビデオコールをしながらメモ書きをしたり、メールを読みながらTo-Doリストをチェックしたりすることも可能となる。

 Galaxy Z Fold4とペンケース付きスタンドカバーは、まだ日本での展開について発表されていないが、ワコムでは国や地域によって発売日やカラーは異なるものの、順次登場するとしている。