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アップルの2022年度第3四半期決算、売上高は前年同期比2%増

 米Apple(アップル)は、2022年度第3四半期の業績を7月28日に発表した。

 同四半期の売上高は830億ドル(約11兆4300億円)、前年同期比2%増となり、第3四半期としては過去最高の売上を記録した。また、アクティブデバイスのインストールベースは、全ての地域と製品カテゴリーで過去最高となった。

 製品カテゴリー別の売上は、iPhoneが前年同期比約3%増の406億6500万ドル(約5兆4050億円)、Macが約10%減の73億8200万ドル(約9810億円)、iPadが約2%減の72億2400万ドル(約9600億円)。

 ウェアラブル・ホームデバイスとアクセサリーは約8%減の80億8400万ドル(約1兆75億円)、サービスが約12%増の196億400万ドル(約2兆6060億円)だった。

 CEOのティム・クック氏は「当四半期の記録的な業績は、革新を起こし、新たな可能性を切り開き、お客様の生活を豊かにするためのAppleのたゆまぬ努力の証です。私たちはこれまで通り、私たちの価値を推進し、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護する新機能や、すべての人のための製品を作るという長期的な取り組みの一環であるアクセシビリティを高めるツールなど、私たちが作るすべてのものにおいてその価値を表現しています」とコメントした。

 CFOのルカ・マエストリ氏は「4〜6月期の業績は、難しい事業環境でも私たちが効率的にビジネスを管理できることを引き続き示しました。4〜6月期としては最高となる売上高を記録し、アクティブデバイスのインストールベースはすべての地域と製品カテゴリで過去最高となりました。当四半期、営業キャッシュフローは230億ドル近くになり、株主に還元した金額は280億ドルを超え、長期的な成長計画への投資を継続できました」と述べた。

 アップルは、1株あたり0.23ドルの現金配当を宣言した。