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ドコモの「ドライバーズサポート」2023年3月末で終了へ

 NTTドコモは、安全運転をサポートするサービス「ドコモ ドライバーズサポート」を2023年3月31日で終了する。終了に先立ち、専用料金プランやオプションサービス、対応ドライブレコーダーの販売は9月30日で終える。

 2020年11月に登場した「ドコモ ドライバーズサポート」は、モバイル通信対応のドライブレコーダーとスマートフォンの連携で、事故発生時の記録やサポート、駐車中の異常検知などが利用できるようになっていた。しかしドコモでは、「昨今の事業環境を鑑み、経営資源を集中すべくサービスを終了することになった」として、2023年3月末でサービスを終えることになった。利用者数については「一定数、利用されていた」としており、具体的な件数は明らかにされていない。

ドコモドライブレコーダーDDR01

 既存ユーザーの契約は、サービス終了と同時に自動解約となる。終了後、アプリやWebサービスは利用できなくなる。また、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の事故対応サービス連携では、衝撃を検知した際の連携が利用できなくなる。

 なお、「ドコモ ドライバーズサポート」対応のドライブレコーダーである「ドコモドライブレコーダーDDR01」は、2023年3月末以降、通信機能が利用できなくなるものの、スタンドアロンのドライブレコーダーとしては引き続き利用できる。