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「ahamo」「povo」「LINEMO」に乗り換えた人は6%、Soldi調査

 エイチームライフデザインが運営する、通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」は、「大手携帯電話会社の新料金プランへの乗り換え事情」についての調査結果を発表した。2022年6月23日~27日の期間に、新料金プランの「ahamo」「povo」「LINEMO」を知っている20代以上の男女8119名を対象にインターネット上で調査が実施された。

携帯電話の新料金プラン(ahamo・povo・LINEMO)を知っているのにもかかわらず、実際に乗り換えたのはわずか6.3%

 今回の調査結果から、新料金プランの「ahamo(ドコモ)」・「povo(au)」・「LINEMO(ソフトバンク)」を「すべて知っている」・「いずれかを知っている」と回答した人の中で、実際に乗り換えたのはわずか6%に留まっていたという。

 下記の項目からは、新料金プランを知っていて、実際に新料金プランに乗り換えた人・乗り換えなった人それぞれ195名を対象にアンケートを実施した項目となる。

使用するデータ容量が大きい人ほど乗り換えが多い

 普段使用するデータ容量を聞いたところ、新料金プランに「乗り換えた」と答えた人は15GB~20GBが最も多く、34.4%。一方で、新料金プランに「乗り換えなかった」と答えた人として一番多かったのは、1GB未満で24.1%という結果になった。

新料金プランへ乗り換える前に使用していたキャリアは

 新料金プランへ乗り換えた人が、乗り換える前に使用していたキャリアとしては、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの順番だった。

新料金プランに乗り換えた理由

 新料金プランに乗り換えた理由として、最も多かったのが「料金が安くなるから」で81.5%、次いで「料金体系がシンプルでわかりやすいから」が33.8%、「使用していたキャリアのプランだから」が27.7%という結果になった。

乗り換えた人の月額料金は

 新料金プランに乗り換えた人に、新料金プランに乗り換える前後の携帯電話の月額料金を聞いたところ、月額料金が4000円以下と答えた人の割合は、乗り換え前は34.4%だったのに対し、乗り換え後は71.8%と増加した。

新料金プランに乗り換えなかった理由

 新料金プランに乗り換えなかった理由として、最も多かったのが「今の契約に満足しているから」で40%、次いで「キャリアメールが使えないから」と「手続きやサポートがオンラインのみだから」がそれぞれ20.5%だった。

オンラインプランならではのデメリットがなくなれば、乗り換えたいという声も

 新料金プランを知っているのにもかかわらず乗り換えなかった人に、「どういうことができたら新料金プランへ乗り換えたいと思いますか?」と聞いたところ、「月額料金の値下げ」が51.8%と最も多く、次いで「キャリアメールが使用可能」が28.7%、「店舗で手続きが可能」が25.1%となった。