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楽天シンフォニー、ベンガルールに「楽天シンフォニーグローバルイノベーションラボ」を新設

 楽天シンフォニーは、インド・ベンガルールに新たな研究開発拠点「楽天シンフォニーグローバルイノベーションラボ」を2023年初頭に設立する。

 「楽天シンフォニーグローバルイノベーションラボ」は、Open RANベースのクラウドネイティブモバイルネットワークの自動化に関する研究開発の中心拠点となり、無線アクセスネットワーク(RAN)からコア、トランスポートまでのモバイルネットワークアーキテクチャ全体をシミュレーション環境で再現し、機能・性能試験を実施できる。

 また、通信プラットフォーム「Symworld」の機能や性能に関するデモンストレーションを顧客向けに実施する場としても活用される予定。同社によると、ベンガルールにあるRANに特化した既存のラボと、東京の「楽天クラウドイノベーションラボ」を補完・拡張する役割を担い、「Symworld」の商品ポートフォリオを構成する様々なアプリのグローバルでのエンドツーエンド試験ができるようになるという。

 さらに、ラボ内に第6世代移動通信システム(6G)インフラの研究開発施設の設置を計画しているという。