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IIJ、セイコーエプソンのGPSトラッキングシステムに「IIJモバイルサービス/タイプI」のSIMカードを提供

 IIJは、「IIJモバイルサービス/タイプI」のSIMカードがセイコーエプソンのGPSトラッキングシステムに採用されたと発表した。

 同システムは、2022年6月25日に長野県諏訪湖周辺で開催される「スワコエイトピークス ミドルトライアスロン大会 2022」に参加する選手やスタッフが装着する。

 大会運営監視センターは、位置・速度情報やコンディションなどをでモニタリングし、選手の状態を把握する。必要に応じて迅速に支援する。

GPSトラッキングシステム 利用イメージ

「IIJモバイルサービス/タイプI」は、IIJがNTTドコモのフルMVNOとして提供するモバイル通信サービス。SIMの開通や中断といった切り替えを法人の管理者が行えるSIMライフサイクル管理などを提供している。主な利用用途として、IoTを想定している。

 採用理由について、「本大会は、スイム、バイク、ラン合計100kmを制限時間7時間30分で走り切るもので、その間のトラッキングで求められる省電力性において、IIJモバイルサービス/タイプIの優位性と、システム開発プロセスでのIIJからの知見が評価された」としている。

 セイコーエプソンは今後、GPSトラッキングシステムを、スポーツイベントによる地域活性化や、スポーツツーリズムにも活用し、観光コンテンツ連携による地域振興を目指すという。