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Nothingが開発中の「phone(1)」、デザインをチラ見せ

 英国のNothing(ナッシング)は、開発中のスマートフォン「phone(1)」について、製品のデザインとアプローチに関する情報を明かした。

 Nothingは、ほとんどのAndroidスマートフォンが、効率を最大化するためにトップとボトムを内部で直接接続する部品などの配置が同一で、芸術性とイノベーションが失われていると指摘する。

 同社は、スマートフォン業界にワクワク・ドキドキを取り戻すことを目標に掲げている。既に販売中のワイヤレスイヤホン「ear(1)」と同様に、phone(1)も"透明"をコンセプトに加え、内部パーツをあえて見せるデザインを取り入れている。

 パーツレイアウトは、デザイナーの故マッシモ・ヴィネッリ(Massimo Vignelli)による、ニューヨークの地下鉄路線図にインスパイアされたという。

 Nothingは、Androidスマートフォン向けに「Nothing Launcher(Beta)」を無料公開している。「phone(1)」の本体価格や発売日などの詳細については、近日中に発表が予定されている。

【デザイン部門の責任者トム・ハワードのインタビュー(英語)】