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Google翻訳でアフリカやアジアの24言語が新たにサポート

 グーグルは、Web翻訳サービス「Google翻訳」において、新たに24の言語を追加した。

 新たに加わった言語は、アッサム語、アイマラ語、バンバラ語、ジュプリ語、ディベヒ語、ドグリ語、エウェ語、グアラニー語、イロカノ語、コンカニ語、クリオ語、クルド語(ソラニ語)、リンガラ語、ルガンダ語、マイティリ語、メイティロン語、ミゾ語、オロモ語、ケチュア語、サンスクリット語、セペディ語、ティグリニャ語、ツォンガ語、トゥイ語の24種、

 これにより、Google翻訳のサポート言語は全部で133語となった。ゼロショット機械翻訳という新たな技術を活用した取り組みで、IT技術者以外にもその言語のコミュニティ出身のグーグル内部のメンバーなどのサポートにより完成したものという。

 ゼロショット機械翻訳は、十分な翻訳のためのデータがない言語にも対応できるよう開発された仕組み。

 この24語が選ばれた理由としては、ゼロショット機械翻訳を活用する最初の機会であるためという。そのため、追加の言語は20~30にしぼり、特に話者の多く、これまで十分にサービスを提供できていなかったものにしぼった結果としている。

 同社では、ゼロショット機械翻訳について「素晴らしいがまだ完璧ではない」として、今後もすでにサポート済みのすペン語やドイツ語の翻訳と同じような体験ができるように改良を続けていくとしている。