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モトローラ、2021年の米国スマホ市場において第3位に

 カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは、モトローラが2021年の米国市場において3番目に大きなスマートフォンメーカーになったというMarket Pulse Serviceによる最新調査を発表した。

出典:カウンターポイント社

 モトローラの売上は2021年に倍以上に増え、前年比131%の伸びとなった。アップルやサムスンが高価格帯機種を寡占しているのに対し、モトローラは米国市場の400ドル以下の価格帯で業績を伸ばし、この価格帯においては第2位だったという。

 モトローラが2021年の市場全体で第3位のメーカーとなったことについて、カウンターポイント社リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は「モトローラは幅広い商品ラインナップ、増産能力、返品率の低さという特性を全て備えていて、その信頼感とLGの撤退という市場動向が相まって躍進した」と分析している。

 カウンターポイント社Channel Share Trackerのデータによると、モトローラは2022年第1四半期も好調を維持しているという。