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ソフトバンク、5G強化に向けてソーシャルローンで最大約350億円の資金調達

 ソフトバンクは、5Gのネットワーク強化を目的として、ソーシャルローンによる資金調達を実施すると発表した。最大でおよそ350億円になるという。

 今回の資金調達の使徒としては、5Gの基地局整備に関わる設備投資とされており、さらなるネットワークの強化を図る狙い。無線機内の機器やソフトウェアの調達に充てられる見込みで、主に都市部以外などでまだ5Gを利用できない場所を中心に整備を加速する。

 同社の5Gネットワークは、2022年3月末時点で人口カバー率90%を突破したことが明かされている。

 最大融資額は350億5948万7624円。社会課題の解決に資するプロジェクトに使徒が限定される「ソーシャルローン」のかたちで調達し、格付投資情報センターから評価を受けたフレームワークのもとで行われる。貸付人は欧州みずほ銀行、SMBCバンクインターナショナル、MUFG バンク(ヨーロッパ)、クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク。