ニュース

ソフトバンク、5Gの人口カバー率85%に――宮川社長「4G時代よりも投資額が減るかも」

 ソフトバンクは、5G通信のサービスエリアが1月末時点で人口カバー率85%を達成したと明らかにした。全国で2万3000局を超える基地局を建設したという。

 同社では、2022年春に5Gの人口カバー率90%を目標に、サービスエリア拡大を進めている。

 2021年9月13日時点で人口カバー率が59%(基地局数1万4000局超)としており、約4カ月半でカバー率+25%、基地局数+約9000局と押し上げた形となった。

 一方、3日の同社決算会見では、代表取締役社長執行役員兼CEOの宮川 潤一氏が「下がり続ける携帯料金の中でこれまでと同じ工事計画・運用では収益性が低下するため、見極めが必要」とし、「5Gでは4G時代よりも投資が減るかも知れないという見方も少ししている」との考えを示した。

ソフトバンク 代表取締役社長執行役員兼CEOの宮川潤一氏