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グーグル、2021年にリリースした既存サービスへの12の機能追加を紹介

 グーグル(Google)は、2021年の振り返りとして、年内に行った既存製品への12件のアップデートをまとめて紹介した。ここで紹介する機能の一部は、日本国内でも利用できる。

Google、2021年に行った既存製品のアップデートを紹介

絵文字の修正、ダークモード対応

 2021年の夏には、いくつかの絵文字をよりかわいらしく、より正確な意味を示すものに更新したほか、ダークモードへの対応も行った。

Pixel 6/6 Pro向けに電話の待ち時間を予測する機能

 10月には、企業やカスタマーサービスに電話する際に、現在の待ち時間がどのぐらいかを予想して表示する「Wait Times」をリリースした。同機能は、週内の残りの日についてもどのくらいの待ち時間が発生するかを予測し表示するため、電話をかけるのに最適なタイミングを決めやすくなる。同機能は、Pixel 6/6 Proで利用できる。

Fitbit プレミアム「今日のエナジースコア」

 Fitbit プレミアムには、「Daily Readiness」(日本では「今日のエナジースコア」)を追加した。次のワークアウトへの準備がどの程度できているか、あるいは回復を優先させるべきかを教えてくれる。

セキュリティカメラで「特定領域の動きを通知」する機能を無償化

 セキュリティカメラの「Google Nest Doorbell」と、「Google Nest Cam」では、これまで有料機能だった「アクティビティエリア」を無料化した。同機能は、カメラに写るエリアの中で、特定のエリアに動きがあった際にスマートフォンで通知を受け取ったり、動画履歴タイムラインにアクティビティを残すことができる。

Google TVの「Watch with Me」

 Google TVでは、お気に入りのスターがオススメする番組や映画を紹介する「Watch with Me」を提供開始した。

Google アシスタントと連携するスマート家電を探しやすく

 Google アシスタントと連携する製品やシステムを紹介するWebサイト「Google Smart Home Directory」を提供開始した。同ウェブサイトでは、カテゴリーや価格による絞り込みのほか、製品レビューも掲載されている。

「Fitbit Luxe」発売

 新しい健康管理トラッカー「Fitbit Luxe」は、アクティブ・ゾーンやストレスマネジメントで、心身の健康維持に役立つ。

「Google Nest Hub」に睡眠モニタリング機能を搭載

 第2世代の「Google Nest Hub」には、睡眠モニタリング機能「Sleep Sensing」を搭載した。同機能では、指定したスリープゾーンにいる人の動きや呼吸を分析し、睡眠の状態やより良い睡眠を得るためのヒントを教えてくれる。

「Google アシスタント」対応デバイスでゲストモードを追加

 「Google Nest Audio」や「Google Nest Hub Max」などのGoogle アシスタントで、個人的な予定などを訪問者に知られないようにするための「ゲストモード」を提供開始した。Google アシスタント搭載デバイスに「ゲストモードをオンにして」と話しかけると有効になる。

「Google Lens」の翻訳フィルターをアップデート

 Google Lensの翻訳フィルターをアップデートし、テキストをハイライトしてコピーしたり、読み上げたり、検索したりすることで、特定のフレーズに関して、より深い情報を得ることが容易になった。

Chromebookの「Select-to-speak」をアップデート

 アクセシビリティ関連では、Chromebook向けの「Select-to-speak」をアップデートした。同機能は、ユーザーが選択中のテキストをさまざまな言語やアクセントで読み上げする機能で、新たな機能として読み上げのスピードを速くしたり遅くしたり、一時停止などの機能を追加した。

Google フォト

 Google フォトでは、あらゆる肌の色に対応する「Real Tone(リアルトーン)」による自動補正を改善した。同機能は、過去に撮影した写真でも、あらゆる人物の肌の色を効果的に補正するという。