ドコモと茨城県、5G活用に関する共同研究を開始

　NTTドコモと茨城県産業技術イノベーションセンター（以下、イノベーションセンター）は10月19日に、5Gを活用した産業創出や企業のDXを進めるため、共同研究契約を締結した。

　また、同契約にあわせて、イノベーションセンター内に5G実証実験拠点「5Gイノベーションラボ」が開設された。

　「5Gイノベーションラボ」では、コワーキングスペースとして 5Gが利用できる環境を県内企業へ無償開放されるほか、「5G活用セミナー」や、スマートグラスやロボットなどの「ソリューション体験会」の開催、「最新5Gソリューション」の常設展示がされる。

　加えて、「5G活用検討ワーキンググループ」も新たに設立される。同グループは、5G活用に向けてさまざまな産業に属する県内企業で構成されるもので、5Gを活用した新たなビジネスの創出や業務効率化に向けた施策の具現化を図る。

　さらに、5G技術への関心の高い企業や5Gソリューションの導入を検討している企業向けに「5G個社別相談会」を開催する。

　ドコモと茨城県はこの取り組みを通じて、「県内産業の活性化」につながる企業のチャレンジを支援していくという。