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ソフトバンクら3社、海上での次世代高速衛星通信サービスの活用に向けた共同検討を開始
2021年10月24日 06:00
ソフトバンク、商船三井、e5ラボは、OneWebが提供する次世代高速衛星通信サービスの、海上を航行する船舶での活用に関して覚書を締結し、共同検討を開始した。
通信環境が陸上と比較して著しく劣る海上に、次世代高速衛星通信サービスを導入し、船舶におけるブロードバンド通信の導入と、海運のデジタル化の推進を図る。
3社は、2021年10月~2023年9月に海運のデジタル化に関するユースケースを検討するとともに、2022年4月~2023年3月にOneWebの衛星通信サービスの実証実験を予定している。
実証実験は、フェリー「さんふらわあ」にOneWebの衛星アンテナを設置し、海上でのOneWebの衛星通信サービスの利用を検証するというもの。
3社は今後、次世代高速衛星や成層圏プラットフォームといったNTNソリューションを活用して、海運業界の持続的な発展に取り組んでいくとしている。