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「トーンモバイル」、12月に全国のドコモショップで取り扱いスタート

 フリービットは、NTTドコモの「dポイントを活用したエコノミーMVNO」との連携に合意した。全国約2300カ所のドコモショップで「トーンモバイル for docomo(仮称)」が取り扱われるようになる。

 第1弾として12月をめどに、家族が使うiPhoneを見守れるようになる「TONEファミリー」搭載の10代向けSIMサービスの販売も予定されている。

フリービットは新会社設立

 現在、「トーンモバイル」はフリービット子会社のDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)のサービスとして提供されている。

 一方、今回の連携で、フリービットは、今後、新たな子会社を設立する。その新会社がエコノミーMVNOとして、ドコモと販売代理店契約を結ぶ。

 これは「トーンモバイル」の商品を、ドコモショップが販売代理店として手掛けるという意味の契約になり、「トーンモバイル for docomo(仮称)」が提供される。

料金は未定

 第1弾としてドコモショップで扱われるのは、先述した「TONEファミリー」搭載の10代向けSIMサービス。これはiPhoneでの利用に向けたもの。

 ドコモショップで新規契約できるほか、SIMの初期設定やアカウント設定などのサポートを受けられる。

 たとえば「子供にお下がりのiPhoneを与える予定だが、回線はどうしよう」といったユーザーがドコモショップを訪れて相談すると、ショップスタッフがトーンモバイルのSIMをオススメすることもあり得るという。

 なお、ドコモショップで扱われるトーンモバイルの料金については、今後あらためて案内される。

 また端末についても、どのような形になるかは検討中とのこと。

dポイント連携、詳細は今後

 従来のトーンモバイルのサービスでは、利用に応じてTポイントが付与されてきた。

 一方、「トーンモバイル for docomo(仮称)」ではdポイントと連携することになる。利用料に応じたdポイントが付与される予定だが、料金への充当などを含めた詳細は未定となっている。