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「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「au PAY」「LINE Pay」店舗向け手数料、10月1日時点の状況まとめ

 各社のキャッシュレスサービスで、今夏、店舗向けの手数料に関する発表が相次いだ。たとえば「PayPay」は10月1日から加盟店のシステム手数料が有料化。あわせて期間限定の還元キャンペーンを実施する。また楽天ペイも手数料の実質無料キャンペーンを10月1日から始めた。

 「店舗向けの手数料」は一見するとユーザーにとっては関わりがなさそうだが、利用できる店舗数に影響を与える可能性がある。本記事では、携帯電話各社およびグループ企業によるキャッシュレスサービスの手数料について、本誌記事をあらためてご紹介する。

d払い

 「d払い」は、決済手数料を無料化する「『d払い』をはじめる街のお店を応援!手数料無料キャンペーン」を9月から実施している。対象となるのは、「ユーザースキャン方式」での新規加盟店申込みした加盟店。期間は2022年9月30日。

au PAY

 「au PAY」は、既に実施していた「決済手数料無料」キャンペーンを2022年9月30日まで延長する。対象となるのは、「ユーザースキャン方式の決済」または「au PAY for BIZアプリ」を利用している中小規模の加盟店。なお、加盟店契約の新規、既存は問わず、売上規模などによる条件もない。

PayPay

 「PayPay」は、「PayPayマイストア ライトプラン」を利用している年商10億円以下の加盟店の決済手数料を10月1日から1.6%にする。同プランを利用していない場合は1.98%となる。

 また、PayPayは「PayPayマイストア ライトプラン」のキャンペーンを実施している。10月19日までに申し込むと5カ月間、店舗でのPayPay決済額の3%が振り込まれる。

楽天ペイ

 「楽天ペイ」は、「中小店舗様応援! 決済手数料実質0円キャンペーン」を実施する。内容は、QR決済手数料と自動入金手数料を全額キャッシュバックし、決済手数料を実質無料にするというもの。対象となるのは、新規の年商10億円以下の事業者。期間は、10月1日~2022年9月30日。

LINE Pay

「LINE Pay」は、「プリントQR」「店舗用アプリ」「支払いリンク」の決済手数料が10月1日から1.98%に値下げする。