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Twitterに「スーパーフォロー」「セーフティモード」、現時点では一部のユーザーへ提供

 Twitterは新たな機能として、Twitterを収益化できる「スーパーフォロー」と、攻撃的なリプライなどを一時的にブロックできる「セーフティモード」の提供を開始した。

 どちらの機能も、現時点では一部のユーザー向けに提供されており、対象は順次拡大される予定。

「スーパーフォロー」

 「スーパーフォロー」は、限定コンテンツをフォロワーに共有することで、月々の収入を得られるサブスクリプション機能。

 月額2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルというかたちでサブスクリプションを設定できる。限定コンテンツの例としては、美容情報や占星術、スポーツ分析などが挙げられる。

 「スーパーフォロー」を設定してTwitterの収益化を図れるのは、現時点で米国内の一部のユーザーのみ。申請が必要で、「フォロワー数が1万以上」「米国在住の18歳以上」「過去30日以内に25回以上のツイート」といった複数の条件が設定されている。

 この機能は現在iOSのみで利用可能となっており、同機能を設定したアカウントの限定コンテンツを購読できるのは、米国とカナダのユーザーに限られる。

 今後は世界中のiOSユーザーへ対象を拡大するほか、AndroidやWeb版への提供も計画されている。

「セーフティモード」

 「セーフティモード」は、攻撃的なリプライやメンションを、7日間にわたって一時的にブロックできる機能。

 ツイートの内容やアカウント同士の関係性をシステムが評価し、攻撃的なリプライやメンションを行うアカウントに対して、自動で一時的なブロック処理を行う。処理のステータスは「設定」から確認可能で、ユーザー側で解除もできる。

 なお、ユーザーがフォロー中のアカウントや、頻繁にやり取りを行っているアカウントは、自動ブロックの対象外となる。

 この機能は、iOS/Android/Web版のTwitterで、英語設定が有効な一部のユーザーに向けて試験的に開放されている。今後は改善や調整が加えられ、全ユーザーへ提供される予定だという。