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ファーウェイ、200倍望遠の「P50 Pro」と5000万画素カメラの「P50」
2021年7月29日 22:28
ファーウェイは、HarmonyOS 2搭載のスマートフォン「P50」シリーズ2機種を発表した。中国向けの発表となり、本稿でも中国版を紹介する。
6.6インチ曲面ディスプレイで200倍の望遠カメラを搭載する「P50 Pro」と、6.5インチ平面ディスプレイの「P50」がラインアップされる。
カメラ
P50 Proは、1300万画素(16mm)の超広角カメラ、4000万画素(26mm)カメラ、6400万画素の90mm、3.5倍望遠カメラ、そして5000万画素(23mmカメラを備える。デジタルズームでは最大2700mm相当、200倍で撮影できるという。
P50シリーズでは、オリジナルのイメージユニット「Huawei Imaging」を採用。原色の画質を自然に表現するという。
業界初という画像情報復元システムを用いたとのことで、光学的に取得した被写体の情報をもとに、コンピュテーショナルフォトグラフィー技術で、拡大により粗雑になった被写体の情報を補完し合成する。次世代画像エンジン「XD Fusion Pro」との組み合わせで、ディティールを正確に復元するとうたう。
P40 Proと比べ、光の取り込みは103%にアップ。「XD Fusion Pro」の技術でダイナミックレンジも28%向上、光と影のディティールをよりなめらかに捉えられるという。
P50のカメラは、23mmで5000万画素カメラ、1200万画素の潜望式の5倍光学ズームカメラ(デジタルでは最大80倍)、16mmの1300万画素超広角カメラを備える。
P50シリーズに搭載されるXD Fusion Proプライマリーカラーエンジンで、アンビエント・スペクトラムの解像度が50%アップ。見たままの色を再現。
撮影した写真に対しても、「Petal Clip」というアプリで、フィルターやテンプレートなどと組み合わせた編集を楽しめる。
動画は4Kサイズで撮影でき、タイムラプスも4K対応となる。
ディスプレイ
「P50 Pro」のディスプレイは、6.6インチで、縁が曲面仕上げとなるOLED(2700×1228ピクセル)で、120Hzで駆動する。3Dマイクロカーブの曲面スクリーンとなる。
一方、「P50」のディスプレイは、6.5インチの平面OLED(2700×1224ピクセル)。90Hzで駆動する。