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HarmonyOS搭載の「HUAWEI MatePad 11」、7月23日発売

 ファーウェイ・ジャパンは、HarmonyOS搭載のタブレット「MatePad 11」を7月23日に発売する。価格は5万4780円。

HarmonyOSを搭載

 ディスプレイは約10.95インチ。WQXGAの解像度で、数字が小さいほど実際の色に近い再現度であることをを示すΔE値は1未満という。120Hzのリフレッシュレートに対応しており、独TUV Rhein Landの認証による低ブルーライト・ちらつきが少ないフリッカーフリーなディスプレイを備える。

アプリ「ヘルスケア」のアイコンをスワイプアップした様子
カレンダーでの同様の操作

 MatePad 11は、これまでのAndroidに代わってHarmonyOS 2を搭載。ホーム画面のアイコンをタップするとより詳細な情報を表示できるなど独自の機能やアプリなどを搭載する。また、これまでのファーウェイ製タブレットとのアプリの互換性も保っているという。

 本体には合計で4つのスピーカーを搭載。「HUAWEI Histen 7.0」によるサウンドエフェクトが利用可能で、低音が強化されているという。

 また、チューニングはharman/kardonの監修によるもの。迫力のサウンドを楽しめるとしている。

 また、5m離れた場所からでも音声を拾えるノイズキャンセリング機能付きマイクを搭載する。

 アクセサリーとして専用のキーボードつきカバーケース「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard」が1万5180円で用意される。タブレットの角度を55度・66度の2段階に設定でき、ワイヤレス充電もサポートされる。

 このほか、スタイラスペン「HUAWEI M-Pencil 2」(1万2980円)は従来モデルからデザインを刷新。サンドブラスト加工による透明なペン先で、どこにタッチしているかがわかりやすくなった。ペン先のコアの耐久性も向上、筆圧感度の段階は4096でより繊細なタッチを表現できるようになった。

HUAWEI M-Pencil 2
実際にMatePad 11とM-Pencil 2で絵を描いている様子

マルチスクリーンコラボレーション

 ファーウェイ製のパソコンと組み合わせての利用も可能で、ミラーリング表示やパソコンの画面の拡張表示、対応するディスプレイへのワイヤレスプロジェクションに対応。ディスプレイからパソコンへ、タブレットへと3画面をまたぐ形でも利用できるようになった。

MateBook X Proと接続した様子
ミラーリングや画面拡張の様子

 また、対応するファーウェイ製パソコンとのファイル共有は、ドラッグ・アンド・ドロップの操作で簡単に行える。

主なスペック

 出荷時に搭載するOSは、HarmonyOS 2。6GBのメモリーと128GBのストレージを備える。チップセットは、クアルコム製の「Snapdragon 865」。

 ディスプレイサイズは、約10.95インチ(WQXGA)、120Hzのリフレッシュレートに対応する。アウトカメラは13MP、インカメラは8MPで共にシングルレンズ。

 外部ストレージは最大1TBのmicroSDに対応。Wi-Fiは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応。Bluetoothバージョンは5.0。

 本体の大きさは、254×165×7.25mmで重さはおよそ485g。カラーバリエーションは、アイルブルーの1色展開。