ニュース

静岡県熱海市の大雨被害、携帯各社が支援措置を案内

 携帯各社は、7月の梅雨前線に伴う大雨により、災害救助法が適用された静岡県熱海市のユーザーに対して、支援措置を案内している。対象は、熱海市に「契約者住所」や「請求書送付先住所」があるなど、支援の条件を満たしたユーザーとなる。

 支援措置を案内しているのは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル。本記事では、各社の案内をまとめた。

NTTドコモ

 ドコモは、電池パックやACアダプターなどの付属品を、熱海市のドコモショップで無償提供する。

 また、端末購入時の特別割引や一部手数料の無料化などを実施する。支援措置の実施時期は7月31日までで、一部の措置に関してはahamoのユーザーも対象となる。

KDDI

 KDDIと沖縄セルラーは、8月31日までの期間、熱海市のauショップやUQスポットで、ACアダプターを無料で提供する。

 そのほか、端末購入時の特別割引や一部手数料の減免などを実施する。また、auやUQモバイル、povoのユーザーに関して、7月請求分の請求書の支払期限を8月31日まで延長する。

UQコミュニケーションズ

 UQコミュニケーションズは、「UQ WiMAX」の利用料金の支払期限延長や、機器貸出サービス「Try WiMAX」の返却期間延長などを実施する。

ソフトバンク

 ソフトバンクは、ソフトバンクおよびワイモバイルのユーザーを対象として、修理費用の減免や無償化を実施する。対象となるのは熱海市のユーザーだが、減免および無償化は全国のソフトバンクショップやワイモバイルショップで受け付ける。

 また、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOに関して、対象となる請求書の支払期限を、請求書に記載されている日付から1カ月延長する。

楽天モバイル

 楽天モバイルは、MVNOサービス「楽天モバイル」のデータチャージ購入金額を、5GB分まで返金する。また、同サービスのSIMカード再発行手数料に関しても、返金対応を実施する。

 そのほか、MNOサービスのユーザーも含め、受付手続きの緩和や支払期限の延長などを実施する。