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スナップチャット、食材からレシピ提案やプラダのアイテムをAR試着する新機能

 スナップチャット(Snapchat)を運営するSnapは、「Snap Partner Summit 2021」をオンラインで開催した。

 誰でもARレンズが簡単に作成できる「Lens Studio」向けの新機能として、アプリを通じてリアルタイムでコミュニケーションがとれる「Connected レンズ」を新たに搭載した。

 同機能の導入に伴い、SnapはLEGOグループとパートナーシップを締結した。Snapchatを通じて、友だちと一緒にレゴブロックをリアルタイムで組み立てることができる。

 また、Snapが提供するSnapML(機械学習)では、開発者が独自に作成したオーディオを分析するMLモデルがインポート可能となり、音に反応するレンズを作成できるようになった。

 Snapchatのカメラに搭載される「Scan」は、カメラをかざすとその対象を数百万のARレンズの中から関連性の高いコンテンツと結びつけることができる。

 Scan向けの新機能として、友人が着用している洋服にカメラをかざすと、多数のブランドから対象にあったアイテムを自動提案する機能や、食材にかざすとその材料で作れる料理のレシピを教えてくれる新機能などが追加される。料理のレシピを教えてくれる機能は近日リリース予定。

洋服にカメラをかざすと、似合うアイテムを自動提案する機能
材料から料理のレシピを教えてくれる機能

 このほか、ラグジュアリーファッションを取りそろえたECサイト「FARFETCH(ファーフェッチ)」と、イタリアのラグジュアリーブランド「Prada(プラダ)」とパートナーシップを締結した。カメラ機能を活用し、PradaのアイテムをAR試着できる。

プラダとパートナーシップを締結