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Appleが2021年度第1四半期の業績発表、iPhone・ウェアラブル・サービスが四半期で過去最高

 米アップル(Apple)は、2021年度第1四半期の業績を発表した。

 第1四半期の売上高は1114億ドル(約11兆5856億円)で前年同期比+21%、四半期として過去最高を記録した。同四半期の売上は36%が米国で、米国市場以外は64%となった。

 製品カテゴリー別の売上は、iPhoneが前年同期比+17%の655億9700万ドル(約6兆8325億円)、Macが+21%の86億7500万ドル(約9022億円)、iPadが+41%の84億3500万ドル(約8772億円)、ウェアラブルとホームデバイスとアクセサリーが+30%の129億7100万ドル(約1兆3489億円)、サービスが+24%の157億6100万ドル(約1兆6391億円)。

 Apple CEOのティム・クック氏は、「今期のAppleの業績は、全世界のAppleのチームメンバー一人一人のたゆみない革新的な努力なしには不可能だったでしょう。歴史的なホリデーシーズン中に私たちが提供した最先端の製品の類いまれなラインナップへのお客様の熱烈な反応に満足しています。また私たちは、私たちが属するコミュニティーが強く、公平なものへと立ち直るために私たちに何ができるかを常に考えています。例えば、私たちが立ち上げた人種的公平と正義のイニシアチブといった取り組みや、今後数年にわたって米国全土で3,500億ドルを投資するというコミットメントはそれを具現化したものです」とコメントした。

 Appleは、取締役会で1株あたり0.205ドルの配当を宣言した。