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ドコモ、データを残したまま修理できる新サービスを4月1日スタート

 NTTドコモは、4月1日より、故障した携帯電話の修理を行う際に預かった携帯電話に保存されているデータや設定を、残したままの状態で修理を実施する「預かり修理(データあり)」サービス提供を開始する。価格は4950円(税込)。修理拠点での判断により、同サービスが実施できない場合、この費用はかからない。通常の修理代金は別で加算される。

 同社ではこれまで、セキュリティなどの問題により、携帯電話のデータや設定をユーザー自身で初期化してもらってから修理を受け付けしていた。本サービスでは、修理拠点のセキュリティ強化や修理工程の見直しを実現したことで、データを削除することなく修理を実施し、携帯電話をそのまま返却することが可能となった。

 また、修理後は、バックアップの復元や再度の初期設定などの操作は不要になる。

概要

 受付条件として、申込みの修理において、「修理品どこでも受取サービス」「見積もり修理」を利用せず、また申込みの際に、画面ロック解除コードを申し出る必要がある。

 対象となる機種は、サムスン電子、シャープ社製Hシリーズ(2015年~2016年発売)以降の修理受け付け中のスマートフォン、タブレット、spモードケータイ。なお、キッズケータイ、データ通信機種は対象外になる。