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3月17日にはじまる「ワイモバイルのeSIM」、その注意点は

 ソフトバンクは、「ワイモバイル(Y!mobile)」ブランドの携帯電話サービスで、3月17日より提供する、eSIMに関する注意点をWebサイト上で案内している。

 これまでのスマートフォンでは、プラスチックに回路を搭載するSIMカードと呼ばれるチップを装着することが一般的だった。SIMカードには電話番号など加入者情報が格納されており、携帯電話会社のネットワークへ接続する際には欠かせない。一方、eSIM(エンベデッドSIM、組み込み型SIM)は、SIMカードをスマートフォンなどの機器内部に組み込んだもの。機種変更の際など、脱着が必要となるプラスチックのSIMカードと比べ、eSIMは通信経由で加入者情報を書きかえられることから、端末を購入すると、すぐ使えるようになる。

対象と注意点

 対象料金プランはシンプルS/M/Lで、スマホプラン、スマホベーシックプランに加入中の場合も対象となる。音声通話を利用している場合、ワイモバイルのスマートフォンを利用するときと同様の料金系で使用でき、パケット通信を利用している場合、加入している料金プランに応じた料金体系が適用となる。

 eSIM単体の契約では、たとえば他社で販売された機種を使う場合、ソフトバンクWi-Fiスポットが使えないことがある。また、iPhoneでは「みまもりマップ」「災害用伝言板/災害用音声お届けサービス」が利用できない。

オプションサービス名他社で販売された機種参考:Android One X1
スーパーだれとでも定額
スーパーだれとでも定額(S)
ワイドサポート
Enjoyパック
一定額ストップサービス
留守番電話サービス
留守番電話プラス
割込通話
グループ通話
ナンバーブロック
テザリングオプション
請求書発行サービス
利用明細サービス
ワイモバイルまとめて支払い
ウェブ安心サービス
故障安心パックプラス×
故障安心パックライト×
ソフトバンクWi-Fiスポット×

 ワイモバイル以外で販売される携帯電話機を利用する際、SIMロックが解除されていない製品は利用できないため注意が必要。

 また、パケット通信の利用には、APN(アクセスポイント)の設定が必要となる。自動設定されている場合は設定内容を確認し、設定が異なる場合は新しくAPN設定を作成する必要がある。

名前Y!mobile APN(任意の名称に変更可能)
APN(アクセスポイント)plus.acs.jp
ユーザー名ym
パスワードym
MCC440
MNC20
認証タイプCHAP
MMSChttp://mms-s
MMSプロキシandmms.plusacs.ne.jp
MMSポート8080
APNタイプdefault,mms,supl,hipri

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