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「地図マピオン」に恵方が分かる機能や高浸水リスク地域表示など追加

 ONE COMPATHは、iOS版「地図マピオン」に恵方機能など3つの新機能を追加した。Android版においても後日提供される予定。

 新たに追加された「恵方機能」は、その年の「恵方」が分かる機能。地図上の切替アイコンをタップして「恵方(方位)」を選択すると地図上にコンパスが出現。恵方はオレンジ色で示され、矢印が合うようにスマートフォンを持って立つことで恵方を向ける。

 2021年の場合、恵方は南南東。同機能を利用する前には、コンパスの補正を行うよう呼びかけている。

 「防災マップ」では、周辺よりも水はけの悪化により「内水氾濫」が起きやすい「低位地帯」がわかる。国土交通省の低位地帯データに基づいており、浸水リスクが高い地域は赤い網掛けで示される。防災マップには今後も機能が追加される予定。

 「地形図」では、陰影や等高線で土地の高低差や山岳地帯の尾根、谷を表示できる。一定方向からの光を仮定した影で表現しており、低地においては高低差が大きい場所が周囲より濃く表示され、高地では尾根や谷が判別しやすい。高低差や等高線の情報が必要な登山やサイクリングなど、屋外アクティビティで活用できる。

 このほか「周辺検索カテゴリ」を拡充。「回転寿司」「スイーツ」など飲食関連や「ヘアサロン(理容室・床屋・理髪店)」「カラオケボックス」など従来の40カテゴリから60カテゴリに大幅増加した。