スタパ齋藤のApple野郎

iPhoneで使える! アップル純正マップのストリートビュー的機能が3Dでイカス!!!

Look Around機能登場!!! 3D写真表示がスムーズ&キレイ!!!

 2020年の8月5日から、アップルの純正マップアプリで新機能「Look Around」が日本でも使えるようになったと知った瞬間試してビックリ!!! ナニコレ〜写真が3Dじゃん!!!

 上のスクリーンショットはiPhoneでLook Around機能を使っている様子。Look Around機能はアップル版のGoogleストリートビューのようなもので、道路などを実際の映像で見つつ進んでいけたりする。で、上のスクリーンショットだとよくわからないと思うが、この写真映像は3Dなのであった。

 具体的には、樹木やクルマや建物などが3Dオブジェクトになっていて、道を前に進むなどしていくと、3Dオブジェクトの見え方が滑らかに変化。実際に現場にいるような感じで周囲の風景が変化していくのだッ!!! スゲっ!!! エモっ!!! ヤバっ!!!

 ちなみに、原稿執筆時点でLook Around機能が使えるエリアは、東京圏、大阪圏、名古屋圏。アップルは自動車や徒歩による“マップの画像収集作業”を行っており、リンク先のエリアも今後Look Around機能が使えるようになると予想される。

Look Around機能のやり方

 この機能の使い方は簡単。まずはアップル純正の「マップ」アプリを開く。地図をある程度拡大していくと双眼鏡のアイコンが表示されるのでそれをタップする。するとLook Aroundの表示がなされる。後はマップを操作して見たい場所に双眼鏡マークが行くようにしたり、Look Around表示を直接操作して見える向きや大きさを変えたりする。Look Around表示はドラッグで視野の方向が変わり、ピンチイン・アウトで拡大縮小できる。

 それからLook Around表示は全画面表示にすることもできる。全画面表示にした場合、表示場所の移動は画面上で見たいや建物をタップすればいい。俺としては、操作性においてGoogle Mapsアプリのストリートビュー表示より、Look Around全画面表示の方が遥かに良好だと感じている。

 そして3D写真の良さ。どれが3Dオブジェクトかは静止画だとよくわからないが、Look Aroundで遊びつつ観察していると、クルマ、建物、壁、人物などイロイロなものが3Dオブジェクトとして表示されていることがわかる。

 ↑こんな感じでLook Around表示内を移動してみると、例えば前方の木や駐車場入口看板が3Dオブジェクトであることがすぐわかる。Look Around表示の中を移動していくと、ホント、立体感がステキ♪

かな〜り良くなってきた「マップ」アプリ

 改めてアップル純正マップアプリを見てみると、最近はすっごく良くなってますな。Apple CarPlayでナビさせてもフツーにツカエルって感じだし、現在では道や建物の正確性もヒッジョーに高くなっている。

 また、楽しさという点でもグレイト。建物や山などのを3D表示でき、そしてLook Around表示まで加わった。Look Around表示についてはもっと範囲を広げて欲しいが、3Dってのがやっぱり凄い。

 俺の場合、ポイントを大量に登録しているのでGoogle Mapsアプリも多用する。現時点、アップル純正マップアプリとGoogle Mapsアプリを比べた時、「明らかにアップルのほーが優れている!!!」と思えるところがヒトツある。

 それは近所の山道の有無。以前、Google Mapsのベース地図がゼンリン製ではなくなった時、俺がよく参照する登山道などが一気になくなってしまった。アップル純正マップアプリのベース地図はインクリメントP製で、そちらだと登山道もしっかり見られる。

 まあ全部が全部ってわけではないが、“俺がよく参照する登山道など”についてはアップル純正マップアプリの方が実用的なのである。例えば、近くの小山周辺の登山道とか、とある丘のトレイルみたいな細い道とか、あるいは知る人ぞ知る丘陵の中の散歩道とか。

 まあこういうのは登山用地図アプリっていうか国土地理院地図を見れば全部載ってるので、使い分ければいいだけではある。でも、やっぱりいつも使うマップアプリにも“あの道”が載っていると嬉しいし便利なわけで。

 ともあれ、どんどんエリアが広がって欲しいですな、Look Around対応エリア。あとアップル純正マップアプリは航空写真表示の解像度が低めなので、これも高くして欲しい感じ。あとあと、macOSのアップル純正マップアプリは、なんかiOSやiPadOS用の純正アプリより低機能な感じなので、そのあたりもぜひブラッシュアップしてほしいと思う。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。