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新型コロナのワクチン接種をスマホで保存・活用する取り組み
マイクロソフト、オラクル、セールスフォースなどが参加
2021年1月15日 16:17
米マイクロソフト、オラクル、セールスフォースなどは共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを接種済みであることを、スマートフォンのアプリ等で証明する「Vaccination Credential Initiative」(VCI)を発足した。
VCIは、前述のグローバル企業のほかに、複数の非営利組織などが参加する。VCIは、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種情報を暗号化してスマートフォンに保存するためのフォーマット開発を目指している。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、信頼でき、追跡可能で、検証可能性を持ちながら、広く認知されたワクチン接種証明が、イベントや旅行だけでなく人々の職場や学校への復帰するために早急に求められている。
現在のワクチン接触記録システムでは、利便性の高いアクセスやデータの共有が難しい課題があり、VCIでは「SMART Health Cards」の仕様を採用したシステム開発に取り組んでいる。
VCIは、ワクチンを接種したユーザーが、スマートフォン等のデジタルウォレットに保存されたワクチン接種証明書の暗号化したデジタルコピーを、個々人が入手することを目指している。スマートフォンを持たない場合にはQRコードによって入手することを想定している。