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米国で「Googleマップ」でワクチン打てる場所を検索できるように――日本は未対応

 米Google(グーグル)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を支援する取り組みとして、公的期間への寄付活動や、同社サービスを活用した展開を発表した。

 同社の寄付活動については、100以上の政府機関、グローバルで活動する非政府組織に向けたもの。25日の発表では、WHOなどへ新たに1億ドル(約103億円)を追加する。

検索とマップで予防接種情報をわかりやすく案内

 グーグルは、ワクチンに関するタイムリーな情報を見つけやすくするため、検索結果やマップでの情報表示で新たな取り組みを進める。ただしいずれも日本は未対応となる。

 たとえばすでに「近くのワクチン」(vaccines near me)というワードでの検索は2021年になってから5倍に増えたとのことで、同社では「地域に関連しした回答を提供したい」と方針を示す。

 そこで、今後、数週間のうちに、ワクチンを接種できる場所をGoogle検索と、Googleマップで確認できるようにする。そこでは、ドライブスルーがあるのか、特定のグループだけに提供されるものなのか、といった詳細が掲載されるという。政府機関など信頼できるパートナーとの協力で提供されるが、先述した通り、日本では未対応となる。