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KDDI、大雪被災地域ユーザーへの支援を発表

各種手数料、料金の減免など

 KDDIと沖縄セルラーは、1月7日~の大雪の被災者および避難者への支援措置を発表した。災害救助法適用によるもの。

 災害救助法が適用された、秋田県横手市、湯沢市、大仙市、仙北市、仙北郡美郷町、雄勝郡羽後町、雄勝郡東成瀬村のユーザーが対象。なお、適用地域が追加された場合は、同様の支援措置を追加された地域のユーザーにも適用する。

支払期限の延長、基本料金の減免

 auやUQmobileの携帯電話サービスやau one netやホームプラス電話の固定通信サービス、KDDIのでんきサービスで料金を窓口で支払っているユーザーに対して、1月請求分の請求書の支払期限を2月28日まで延長する。請求書送付先が適用地域のユーザーが対象。

 また、自宅から避難しているなどの事情で、au one netやホームプラス電話の固定通信サービス、au HOME、with HOMEのサービス、KDDIの各種でんきサービスを全く利用できなかった場合、ユーザーからの申告に基づき該当期間中の月額基本料と付加サービス利用料を減額する。2月28日までの申告が必要。

携帯電話関連

 auまたはUQmobileユーザーで、対象地域に「契約者住所」「請求書送付先」があるユーザーを対象に、手数料の減免や、特別割引、付属品の無償提供などを支援する。

 対象のユーザーについて、2月28日まで各種手数料を減免する。対象の手数料は、auの“新規契約事務手数料”、“機種変更手数料”、“端末増設手数料”、“ICカード発行手数料”、“au ICカード再発行手数料”、UQmobileの“SIMパッケージ料金”、“機種変更手数料”、“SIMカード交換手数料”。

 また、災害により破損、故障した携帯電話について、修理費用を一部軽減する。修理は、au端末は全国のauショップやトヨタau取扱店、UQ mobileはUQ mobile端末修理サービス受付センターで受け付ける。災害が原因で、ACアダプタに不具合が生じた場合、対象地域のauショップやUQスポットで、代替品を無料で提供する。

 なお、被災したユーザーが、新規契約や機種変更、端末増設を希望する場合、全国のau取扱店やUQ mobile取扱店で端末購入時の特別割引を実施する。1回線1回まで。

 UQ mobileのお試し機器貸し出しサービス「Try UQ mobile」を利用しているユーザーについては、対象地域に「配送先住所」があれば機器返却期間を返却日から1カ月延長する。

auひかり関連

 auひかり回線契約中のユーザーで、移転時の初期費用などを相当額割り引くほか、移転元の初期費用残高については、同額を一括して割引または還元する。

 また、auひかりユーザーで、被災によりレンタル機器の破損や損失があった場合、ユーザーからの申告により無償で交換する。

 各種手続き時に、災害を理由として本人確認書類が用意できなかった場合、全国の取扱店で契約者、来店者の確認書類に不足があった場合でも受付手続きを行う。対象地域に「契約者住所」、「請求書送付先」、「設置先住所(固定系サービス)」があるユーザーが対象。なお、手続きの内容により受付できない場合があるほか、後日本人確認書類を確認する場合がある。

 このほか、パソコンやスマートフォンのデータ復旧サービスの支援や自治体や公共団体向けに携帯電話や充電器の貸し出し支援などを実施する。