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“運動を習慣に”グーグル担当者が「Google Fit」を使いこなすヒントを紹介

 “今年こそ運動しよう”と思っても、忙しい生活のなかで“やる気”を持続するのは難しいかもしれない。

 グーグルのGoogle FitメディカルリードのKapil Parakh氏は、「『Google Fit』は、ユーザーが直面する目標達成までの壁(課題)に対処するように設計されている」とし、Google Fitを活用して目標を達成するためのヒントを紹介している。

日々の運動を測定

 歩数や距離、消費カロリーなど……非常に多くの種類を追跡することは、圧倒されてしまいかねないとし、より簡単に健康管理するには科学に従うことだと指摘する。

 アメリカ心臓協会(American Heart Association、AHA)と世界保健機関(WHO)は、糖尿病や心臓病のリスクを下げるには、週に少なくとも150分の活発な運動を推奨している。

 Google Fitでは、この指針を「ハートポイント」として管理できるようにしている。“ウォーキング”などの適度に激しいアクテビティ1分ごとに1ポイント、“ランニング”などのより激しいアクテビティでは2ポイント積算し、1週間の運動量を管理できる。

“やる気”の維持

 新しく運動する習慣をつけることとそれに固執することは全く別のものだと指摘。新しく健康的な習慣に取り組む方法は、“その習慣を社交的で楽しいものにする”こと。

 日々のワークアウトを友人や家族と共有することで、目標に対してやる気を維持できるほか、Google Fitの新しい共有機能を利用すれば、アクテビティを簡単に共有できる。たとえば、トレーニング後の自撮り写真やハイキング中の美しいスナップ写真と一緒にSNSで共有することで、やる気を維持できる。

すべてのアクティビティを記録する

 Google Fitのハートポイントは、卓球やそりなど100を超えるアクティビティも記録し追跡できる。

 また、ほかのフィットネス追跡アプリやデバイスをGoogle Fitに接続することで、ハートポイントを1カ所で管理できる。

十分に休む

 十分な睡眠は、健康を維持するために重要。多数の睡眠アプリやデバイスが、Google Fitとの接続に対応しているため、睡眠データを1カ所で管理できる。

 ホーム画面では、毎週の統計を一目で確認でき、時間の経過に伴う睡眠パターンなど、より詳細なビューも確認できる。

 また、Wear OS by Googleを搭載するスマートデバイスでは、瞑想とマインドフルネスを実践するのに役立つガイド付き呼吸セッションを備えている。