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シャオミ、「2021年にFeliCa搭載スマホを発売」

 シャオミ(Xiaomi)は、2019年12月の日本市場参入から1年を迎えたことにあわせ、同社の取り組みを発表した。

 同社の日本市場進出は、グローバル展開の一環と位置づけられている。この1年で発売されたスマートフォンは「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」「Redmi Note 9S」「Mi Note 10 Lite」「Mi 10 Lite 5G」の5機種。このうち「Redmi Note 9S」(6月発売)は、Amazonランキングの「携帯電話・スマートフォン本体」のカテゴリーで49日間1位を記録したとのことで、同社の国内販売において最も販売台数が多かった機種になったという。

 さらに「2021年には、FeliCa搭載のスマートフォンを発売する予定」であることもあわせて発表した。

2021年には15を超えるIoT製品

 一方、スマートデバイスで人気だったのは「Mi スマートバンド 4」。32週連続で、Amazonの「活動量計」ランキングで1位となっている。

 コストパフォーマンスが光る同社の製品については、2018年4月、「ハードウェア事業の純利益が5%を超えない」という方針に基づくもの。「今後も優れた製品を適正な価格で提供することに注力する」としている。

 2021年には15以上のIoT製品(家電とウェアラブル製品)が発売される予定。

日本オフィスの拡充

 日本市場への取り組みとして、オフィス移転と拡張のほか、R&Dセンターの技術者を増員し、現在の2倍に拡大する方針。また日本オフィスのスタッフも2倍に増員する。