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MVNO回線でiPhone 12 mini / Pro Maxは使える?各社が動作確認結果を公表

 11月13日に「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」が発売されたことを受け、MVNO各社とサブブランドはデータ通信・通話・SMS・テザリング(インターネット共有)が動作するかの確認結果を随時明らかにしている。

 本稿では、11月13日13時30分時点で確認できる主要MVNOの動作確認結果を紹介する。

 特に注記が無い場合、SIMフリーの「iPhone 12 mini」および「iPhone 12 Pro Max」での動作確認結果となる。ここで紹介しているMVNOおよびサブブランドでは、個人向けに5Gサービスを提供していないため、MNOサービスの5G対応エリア内でも4G LTEまたは3Gでの通信となる。

IIJmio(インターネットイニシアティブ)

 インターネットイニシアティブは、SIMフリー版の「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」で動作確認を行い、ドコモ回線をつかう「タイプD」および、au回線をつかう「タイプA」の音声通話とデータ通信が問題なく利用できるほか、eSIMプランのデータ通信の動作に問題がないとしている。IIJmioでこれらの機種を利用するためには、APN構成プロファイルのインストールが必要となる。

mineo(オプテージ)

 「mineo」を提供するオプテージの広報によると、「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」で動作確認を行い、基本的な動作に問題が無かったという。ユーザー向けコミュニティサイト「マイネ王」にて動作確認結果の公開を予定している。mineoでこれらの機種を利用するためには、APN構成プロファイルのインストールが必要となる。

イオンモバイル(イオンリテール)

 イオンモバイルでは、「iPhone 12 mini」で動作確認を行い、ドコモ回線の音声通話・データ通信に対応するタイプ1と、データ通信に対応するタイプ2、au回線の音声通話・データ通信に対応するタイプ1で動作確認を完了している。「iPhone 12 Pro Max」については、同日午後に動作確認結果を公表予定としている。イオンモバイルでこれらの機種を利用するためには、APN構成プロファイルのインストールが必要となる。

UQ mobile(UQコミュニケーションズ)

 UQ mobileは、「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」で動作確認を行い、UQ mobileの「マルチSIM(nano)」で、音声通話、データ通信、インターネット共有が利用できる。ただし、データ専用プランでの利用時はインターネット共有機能は利用できない。UQ mobileでこれらの機種を利用するには、APN構成プロファイルのインストールが必要となる。

ワイモバイル(ソフトバンク)

 ワイモバイルでは、「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro Max」で、音声通話、SMS送受信、データ通信、インターネット共有が利用できる。ワイモバイルでこれらの機種を利用するには、APN構成プロファイルのインストールが必要となる。