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ドコモ、トリプルカメラの4Gスマホ「AQUOS sense4」

 NTTドコモの冬春モデルとして、シャープ製の4Gスマートフォン「AQUOS sense4」が発表された。11月12日発売、ドコモオンラインショップでは、限定カラーが11月6日に発売する。ドコモオンラインショップでの一括価格は3万7224円。

 5.8インチディスプレイを備える「AQUOS sense4」は、エントリーモデルであるsenseシリーズの最新モデル。

 外観などは同時発表の「AQUOS sense5G」とほぼ同等で、5G対応の有無などに違いのある双子モデルとなる。5Gに対応するsense5Gは、アンテナ用として側面に樹脂のラインが入っているなど、外観上に若干の違いがある。スペック面では、カメラなどの性能は同等だが、5G対応だけでなく、チップセットや出荷時のAndroidバージョンが異なっている。また、発売時期もAQUOS sense5Gは2021年春と少し後になっている。

 Android 10搭載で、チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 720G」。前モデルの「AQUOS sense3」と比べ、CPUの性能は約2倍、グラフィック処理を担うGPUの性能は約4倍となっている。システムメモリーは4GBで、64GBのストレージを備えている。

 ディスプレイは5.8インチのIGZOで、解像度は2280×1080。サイズと解像度はAQUOS sense5Gと同等だが、sense5GがHDR対応となっているのに対し、sense4では非対応と案内されている。インカメラは画面上部にノッチデザインで内蔵。

 指紋センサーは前面下部のベゼル部中央に搭載。こちらは長押しでアプリを起動する「Payトリガー」という機能にも利用できる。このほかにも今シーズンのドコモ端末共通の仕様として、本体を振ると設定したアプリが起動する「スグアプ」機能にも対応している。

 カメラはAQUOS sense5Gと同等で、メインとなる24mm相当F値2.0の1200万画素カメラ、18mm相当F値2.4の1200万画素超広角カメラ、53mm相当F値2.4の800万画素望遠カメラのトリプル構成。電子手ぶれ補正やsenseシリーズ初のナイトモード対応のAIオート撮影機能などを搭載する。インカメラは26mm相当F値2.0の800万画素。

 本体のサイズは約148×71×8.9mmで重さは約177g。本体のデザインは昨冬モデルのAQUOS sense3を踏襲し、側面と背面が一体となったアルミニウム製のバスタブ構造を採用する。

 カラーバリエーションは、ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー、レッド、ブルー、イエローで、このうちレッド、ブルー、イエローの3色はドコモオンラインショップのみで販売される。

 バッテリーサイズは4570mAhで1日に1時間使う程度であれば、1週間の電池もちを実現しているという。

 防水防塵と耐衝撃性能を備えており、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCに対応している。ワンセグは搭載しないがFMラジオは搭載している。5G通信には対応しない。顔認証、指紋認証もサポートする。スマートフォン初心者向けの「かんたんモード」も搭載している。

 なお、AQUOS sense4の購入キャンペーンとしては、11月30日までに購入した人から抽選で1000名にdポイントを10000ポイントプレゼントするキャンペーンと、購入者全員に「AQUOS sense4 SH-41A使いこなしブック」をプレゼントするキャンペーンが実施される。同ガイドブックは、オンラインショップで購入した場合、同梱のチラシのQRコードを読むことで、オンラインで確認できる。