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「LINE」内の広告、配信方法を変更

 LINEは、スマートフォンアプリ「LINE」内での広告配信について、変更を加えると発表した。LINEのバージョン10.18.0以降で適用されるとのことで、まずはAndroid版が先行して登場している。

 今回の変更により、新たに「LINE内識別子を利用した追跡型広告」と「広告識別子を利用した追跡型広告」で配信されるようになる。

LINE内識別子

 LINE内識別子とは、LINEのユーザーごとにLINE側が保有する情報。ほかのユーザーに知られることはない。活用することで、ユーザーの登録情報、サービスの利用情報から、オススメのスタンプなどの切り替え、タイムラインやメニュー画面での広告枠の配信内容の変化、公式アカウントによる広告配信などが行われる。

 LINEが提供するほかのアプリで、同じLINEアカウントを使うものに、LINE内識別子が活用されることがある。

 LINE内識別子を使う広告配信オフにする場合、ホームの「プライバシー管理」→「広告設定」から変更できる。

広告識別子

 広告識別子に関する情報として、LINEでは、アップルおよびグーグルのWebサイトへのリンクを掲出して案内。

 iOSはApp Storeなどの情報をもとにした広告配信が行われており、オフする場合は、iOSの「設定」→「プライバシー」→「広告」で設定できる。

 Androidでは、Google Playで導入されている広告IDを活用する。設定アプリの「Google」→「広告」で制限するかどうかコントロールできる。