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JR東日本のMaaSアプリとドコモのモバイル空間統計が提携

 JR東日本とドコモ・インサイトマーケティング(DIM)は、JR東日本のMaaSプラットフォーム「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム(MLP)」の地図情報と、DIMの「モバイル空間統計人口マップ」を連携することに合意した。

 11月30日までJR東日本の観光型MaaS実証実験「TOHOKU MaaS 仙台・宮城trial」で、「モバイル空間統計」による混雑状況などを確認できるようになる。

 JR東日本では、「JR東日本アプリ」や観光型MaaSアプリなどで、MLP構築やさまざまな実証実験に取り組んでいる。

JR東日本の「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム(MLP)」

 「モバイル空間統計」は、NTTドコモの携帯電話ネットワークの仕組みをもとに、最短一時間前の人口分布を把握できる「国内人口分布統計(リアルタイム版)」などを提供。日本全国を1辺500mメッシュ毎の人口分布をリアルタイムに確認できる。

 今回の連携で、ユーザーはJR東日本のMLPで使用している地図に、DIMの「モバイル空間統計人口マップ」を重ねて表示し、地図上で混雑状況を確認できるようになる。

サービス画面イメージ

 たとえば、JR東日本のMLPを活用した観光型MaaSにおいて、ユーザーは、観光地の情報が掲載されている地図上で、おおよその混雑状況もあわせて確認できる。