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気象庁が11月5日に「緊急地震速報」の訓練、ドコモのアプリで参加も

スマホや放送での配信なし

 気象庁は、緊急地震速報の訓練を11月5日(木)10時ごろに実施する。

 訓練は、2008年度から年2回実施されている。国の機関や地方公共団体が参加するほか、学校や民間企業、個人にも参加が呼びかけられている。

 スマートフォンやフィーチャーフォンの緊急速報メールやエリアメール、あるいはテレビ、ラジオでは訓練用の緊急地震速報が伝えられることはない。

 ただし、ドコモが提供するスマートフォンアプリ「地震防災訓練」を使えば、どのキャリアのユーザーでも、訓練に参加できる。参加にあたっては、気象庁のWebサイトに掲出されているQRコードを読み込むか、訓練情報を手入力する必要がある。

 アプリを使うと、実際の緊急地震速報と同じ専用ブザー音が鳴る。気象庁では「実際に地震が発生したと周囲の方に誤解を与えないようにご注意ください」と案内。とはいえ専用ブザーが鳴ることで、地震が発生したものと仮定して避難行動のトレーニングに活かせる。たとえば在宅勤務中、家族と一緒にトレーニングする、といった参加ができそうだ。