ゆうちょ銀、不正引出被害に関するよくある質問を公開――事業者別の通帳印字文言も

　ゆうちょ銀行では、資金移動事業者との連携による不正引出被害に関して、よくある質問集を公開した。

　同FAQには、ゆうちょ銀行と連携できる決済サービス別のサービス提供状況を掲載している。サービスを停止した事業者と停止した時間、停止していない事業者を公開している。

　このほか、キャッシュカードの暗証番号を変更する必要性や方法、口座連携の解除方法や不正に登録されていないか確認できる旨を掲載している。なお、ゆうちょ銀行ホームページでは、口座連携解除に必要な書類を、決済事業者別に用意している。

記帳時の印字文言

　16日17時現在、実際に被害にあっていないかの確認は、ユーザー自身が通帳に記帳して確認するか、ネットバンキング「ゆうちょダイレクト」の出入金明細を確認するよう案内している。

　通帳に印字される文言は、事業者名であったりサービス名と異なる事業者もある。同FAQでは、決済サービス別の印字文言を掲載している。

決済事業者別の通帳印字文言

不正引出被害に対しては全額補償をする方針

　ゆうちょ銀行では、ユーザーが不正な取引により被害が発生した場合、各事業者と連携し必要な調査を実施した上で全額補償を行う方針を同FAQで明らかにしている。