NTT澤田社長が「ドコモ口座問題」で謝罪、コメント全文

　NTT（持株）の澤田純代表取締役社長兼CEOは11日、NTTドコモのサービス「ドコモ口座」で発生した不正利用問題を受けて、「大変申し訳ない」と謝罪した。

　同日行われたKDDIとの災害時における連携協定の会見で、質疑で問われて答えた。

澤田氏

澤田氏
　大変ご迷惑をかけており、特に今回、被害を受けられたお客様、銀行の方々に大変ご迷惑をかけて申し訳ないと考えています。

　やはりいろんな意味で、拡張を、いろいろとお客様を広げていきたいことに対して、認証の強度を強めるといったところが少しなおざりになっていたということでもあります。

　ドコモにおいて、全体の状況解明と、対処を早急にやることはもちろんですし、金融関係のサービスを提供する関係グループ会社でも、お客さま保護の観点から、システムや仕事の方法の記載確認をやっていきたいと考えています。

　大きなご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。