KDDI、「イノベーティブ企業ランキング」で3年連続の1位獲得

　KDDIは、「イノベーティブ大企業ランキング」において1位を受賞したと発表した。

　イノベーティブ大企業ランキングは、イノベーションリーダーズサミット実行委員会（プロジェクトニッポン運営）と経済産業省によるもので、スタートアップ企業とのコラボレーションに積極的と評価される大企業が選出される。KDDIは、今回の受賞で3年連続の1位。

　同社は、2011年に「KDDI∞Labo」を立ち上げ、事業会社として国内初の試みとなるインキュベーションプログラムをスタート。以来90社以上のスタートアップ支援に携わってきた。この他にもコーポレートベンチャーファンド「KDDI Open Innovation Fund」（KOIF）では、運用総額300億円でグループの専門性を活かしつつVR映像やディープラーニングなどさまざまな領域で支援をしている。

　また、2014年からスタートした大手企業のパートナー連合とともに実施しているアクセラレータプログラムでは、300社以上のスタートアップとのマッチングを実施。2020年からは新型コロナ禍におけるスタートアップ支援の取り組みとして「MUGENLABO支援プログラム2020」を開始した。

左＝プロジェクトニッポン 松谷卓也氏　右＝KDDI 中馬和彦氏

　KDDI 経営戦略本部 ビジネスインキュベーション推進部長の中馬和彦氏は「この10年間、新しいチャレンジに取り組み続けてきた結果、このような名誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思っています。大手企業がスタートアップと共にチャレンジする取り組みが産業界全体に拡がり、当たり前のこととなるよう、今後もスタートアップ支援に全力を注いでまいります」とコメントした。