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【今日は何の日?】フィーチャーフォンサイズを意識した「Xperia ray SO-03C」の発売日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 今から9年前の2011年8月27日、NTTドコモはソニー・エリクソン(現ソニーモバイル)製のAndroidスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発売しました。

 重さが約100gと軽く、大きさは約111×53×9.4mm。最近の機種で言えば「Rakuten Mini」と同程度のサイズ感ですが、フィーチャーフォンユーザーが選びやすいスマートフォンという観点で開発されたようです。

手に持ったサイズ感

 初期OSはAndroid 2.3で、ディスプレイは約3.3インチ、480×854ドットのフルワイドVGA液晶を備えていました。また、日本で提供されるXperiaシリーズとして初めてフロントカメラ(約30万画素)を装備していました。

 日本語入力としてPOBox Touch 4.3を搭載しており、音声入力もサポートしていました。

 なお、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信には非対応でした。

 SNSで気軽に写真投稿で楽しむ現在では、フロントカメラはなくてはならないものですが、この当時はフロントカメラを備えていないスマートフォンもあったようです。

 また、ソニーエリクソンのロゴと背面のシンボルも今では懐かしいものではないでしょうか。

 時代時代にあわせた開発を行うソニーモバイルのXperiaシリーズ。今後の進化が楽しみです。