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アップル、「Apple at Work」日本語版サイトをオープン

法人向けの活用を案内、国内ではドコモと協業

 アップルは、法人向けサービスを紹介する「Apple at Work」の日本語版サイトをオープンした。

 アップル製品の法人向けビジネスであるApple at Workのサイト上では、iPadでのSplit Viewでのマルチタスク、iPhoneやApple Watchでのカレンダーの同期、メモなどの使い方を案内。またiPad ProであればAR(拡張現実)のオブジェクトを見ながら制作物を確認できること、アップル製品はMicrosoft 365、G Suiteなどのソリューションも利用できることなどが紹介されている。

 さらにアップル製品を駆使して、困難なミッションに立ち向かう4人のチーム「アンダードッグス」の姿を描いたプロモーション動画の日本語字幕付きバージョンが7日夜に配信される予定。最新版の動画では、在宅勤務の様子が紹介されており、アップルでは「同じオフィスではなくとも、これまで通りの働き方ができることを伝えたい。不安を払しょくするために制作した」という

 日本では、Apple At Workにおいて、NTTドコモと独占契約。ドコモの法人向けWebサイトで、「アンダードッグス」のメンバーが登場し、Apple at Workの情報が配信される。ドコモの法人部隊もApple At Workをキーワードに営業活動する。他の通信事業者も引き続き、法人向けにアップル製品を提供できるが、「Apple at Work」というキーワードでアプローチできるのはドコモのみになるという。

 新型コロナウイルス感染症を受けてテレワーク、在宅勤務が増える中、アップルによれば、国内での売れ行きは好調。固定電話だった人が自宅勤務で、回線が必要になり、ビデオ会議用にiPadやiPhoneを買う人がいるという。