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新型コロナ軽症者向けの「健康管理アプリ」がオープンソースで公開、全国の自治体で活用可能に

 日本マイクロソフトは、東京都の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として開発した「健康管理アプリケーション」について、アプリのテンプレートをソフト開発プラットフォームの「GitHub」においてオープンソースとして公開した。ほかの自治体でも活用できるという。

 iOS/Android対応の「健康管理アプリケーション」は、新型コロナウイルス感染症で、入院する必要がない軽症者などに向けて、日々の体調について報告できるアプリ。東京都が実施する取り組みとして、軽症者を宿泊療養施設へ受け入れる中で、入所する人および看護師らにとって、負担を軽くできるような仕組みが求められ、開発された。

 アプリは、マイクロソフトのビジネスアプリ作成ツール「Microsoft Power Apps」を使い、ベースとなるテンプレートを作成して、東京都へ提供された。入力されたデータは、可視化ツール「Microsoft Power BI」で用意されたダッシュボードでチェックできる。